2021/12/18

チューリップ


 中道通りの花屋さんで。
このお店はワンコインブーケを常に数種類用意してくれていて、帰り道にある花屋さんでいちばん花が買いやすい。


自分へのホリデーギフトにペーター・ヴァン・デン・エンデの「旅する小舟」を買った。文字のひとつもない絵本で、ショーン・タンの「アライバル」をすぐに思い出した。不思議な生き物がいっぱい出てくるところも共通点があると思う。


9月に母が亡くなってからよく思い出すことが二つあって、ひとつはE・M・フォースターの次の言葉。「一つの死はそれ自身は説明できても、別の死の理解には役立たない」。
もうひとつは、三國連太郎が自分の死後に海への散骨を希望していたにもかかわらず、息子の佐藤浩市は父のお骨をお寺に納骨してしまったというエピソード。


0 件のコメント:

コメントを投稿