2019/02/02

ミモザ

青山フラワーマーケットで。
早春を告げる花。おととしも去年も3月に入ってから買っているので、それに比べると今年はずいぶん早めだ。

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今月見るつもりだった演劇のチケットの獲得に失敗した。
前売りがはじまって5分後には全席完売してて、人気グループのライブならよくあることだろうけど、目当ての作品は昭和の地味〜な新劇だったのでまさかチケットが買えないなんて想像もしてなかったからショックだった。当日券は出るけど並ぶ気力はない。
なにか心の埋め合わせをしたくて、特に見る予定のなかった「画狂人 北斎」を新国立劇場で見てきた。

「画狂人 北斎」はタイトルからわかるように葛飾北斎を描いたドラマ。
宮本亜門が2年間かけて朗読劇からじわじわと育ててきた作品で、今回ついにストレートプレイとして完成披露。
特に見る予定がなかったなんて書くことが失礼なくらい面白かった。

江戸時代の北斎の話と、21世紀の日本で画家を目指している若者の話が行ったり来たりする奇抜な構成になっていて、そのせいで偉人伝につきものの生真面目さがなく、軽やか。
頻繁な場面転換もスターウォーズのワイプ処理のようになめらか。
これは宮本亜門がミュージカルやオペラの演出の大ベテランであることと無関係ではないと思った。つまり「フィガロの結婚」や「ウエストサイドストーリー」等と通じるテンポの良さなのだ。

北斎はまるで人生100年時代の私たちのように長生きした人で、活動も多岐にわたるのでその生涯を描くのには色んな切り口があるんだと思う。最近の流れとしては娘のお栄との関係に重きをおいて描くことが多いような。この作品もそうだった。

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